画期的な商品だったはずですが、あまりにも売れずにまもなく世の中から姿を消しました。 商品開発のむずかしさを感じます。
明治20年購入の記録が時計の裏に書いてあります。 まだネジを巻けば動きますし、ボーンボンと時を告げます。
初代は柏屋という屋号で商いをしておりました。 大木屋の家門が三つ柏であったことから、この屋号がつきました。
これで綿の目方を量ったんです。体重も量ることができますよ。グラム単位まで。 今はデジタル秤です。
当時の低学年用。新城小学校の焼印があります。 中々、しぶい品ですね。なぜかオオギヤにあるんです。
この升は明治期に牛久保の穀物屋問屋、穀新(こくしん)さんから頂いたものです。その穀新さんは現在はありません。
米粉などを作った石臼。昔はどこの家庭でも置いてありました。取っ手と芯は桜の木です。
米常滑焼き?調味料の味醂を入れておく壷です。 和料理には欠かせないものでした。現代は化学調味料で簡単味付けですが…。
帳場(現代のレジカウンター)に置いてあり、お客様と一服しながら世間話をしました。のんびりした時代でした。
昔の暖房は炬燵と火鉢でした。部屋は寒くても心の中はポカポカしてました…。これにドテラがあれば完璧な防寒になりました。